Tel:(072)-751-8001
Fax:(072)751-4191

◆ 内科診療のご案内 ◆

概要・基本姿勢
 常勤医師3名、非常勤医師6名で内科全般を診療しています。
 池田回生病院の創業以来の理念である「一視同仁」「博愛慈善」に沿った、すべての患者様に公平で奉仕の精神で医療と介護を提供できるように努力しています。
 いかなる疾患に対しても他科の医師と協力しながら、そして市立池田病院や近隣の急性期病院と連携しながら、患者様中心の医療を展開します。

診療内容
 内科疾患一般 消化器疾患 生活習慣病 糖尿病・内分泌疾患 循環器疾患 呼吸器疾患
腎疾患 感染症  緩和ケア  など

勤務形態 氏名 専門分野・担当 資格・所属学会
常勤
内科
三好 洋二 内科 消化器内科 医学博士
日本内科学会
日本消化器内科学会
日本消化器内視鏡学会
佐藤 真由美 総合内科
呼吸器内科
日本内科学会総合内科専門医
中川 須美子 内科
消化器内科
消化器内視鏡
日本消化器内視鏡学会認定専門医
日本外科学会認定登録医
日本ヘリコバクター学会ピロリ菌感染症認定医
日本消化器病学会
日本消化器外科学会
非常勤
神経内科
芳川 浩男 神経内科
第2・4土
医学博士 日本内科学会認定内科医
日本神経学会認定 神経内科専門医
日本老年精神医学会 専門医
日本リハビリテーション医学会認定臨床医
日本医師会認定産業医
非常勤
内科
金井 秀行 内科
循環器内科
月・木・金曜日
日本内科学会総合内科専門医
日本循環器学会循環器専門医
日本医師会認定産業医
日本高血圧学会 高血圧指導医、専門医
非常勤
内科
大河原 桃子 内科
火曜日

非常勤
内科
伊藤 秀彦 糖尿病内科
土曜日
日本内科学会認定内科医
日本糖尿病学会糖尿病専門医
非常勤
循環器内科
火伏 賀津美 循環器内科
水曜日
日本内科学会認定 総合内科専門医
日本内科学会認定 内科専門医
日本循環器学会認定 循環器専門医
非常勤
循環器内科
上田 薫平 循環器内科
火曜日
 


1. 消化器内科


 消化管疾患、肝疾患、胆膵疾患、炎症性腸疾患などの診断と治療を中心に、消化器疾患全般を取り扱っています。

 内視鏡検査の進歩は著しく、胃がんや大腸がんは早期発見できれば内視鏡治療が可能です。精密な診断に加え、内視鏡の操作や鎮静によって患者様に負担の少ない内視鏡検査を心がけています。
  
    →
(詳しくはこちらへ) 内視鏡検査・治療についてのご案内」

    




2.糖尿病内科

 糖尿病が強く疑われる人や可能性を否定できない「予備群」が合わせて2000万人と報告されています(厚生労働省の「国民健康・栄養調査報告」)。大幅な生活習慣の変化で、今や自分で努力しないと自然と糖尿病になってしまう時代を迎えています。 
 糖尿病治療の目的は、網膜症、腎症、神経障害の糖尿病3大合併症および脳血管障害、心筋梗塞・
狭心症、閉塞性動脈硬化症などの動脈硬化性合併症の予防にあり、その目的を達成するには血糖
コントロールはもちろんのこと、肥満、高血圧、高脂血症の是正、根本的な生活習慣の見直しが必要です。
 糖尿病合併症精査も外来で行っています。自律神経検査、腎症の検査、頸動脈エコー検査などの
糖尿病合併症と動脈硬化検査が可能です。また、糖尿病患者さんは悪性腫瘍の合併頻度も高いと報告されています。当院では、がんのチェックのために年1回の内視鏡検査やエコー検査をお勧めして
います。また、糖尿病患者さんには足病変が多くあるため当院皮膚科と連携して足・爪部の病気に
対応しています。
 大切なことは患者さんへの啓蒙活動と教育であると考えています。当科では糖尿病を中心とした
代謝性疾患に対して、日常外来診療に加え、メディカルスタッフと協力し糖尿病に関する様々な知識の習得と合併症の検査を目的とした1週間の教育入院や、外来での糖尿病指導を実施しています。生活習慣や自己血糖測定(SMBG)・インスリン注射の指導を行う看護師、食事指導を行う管理栄養士、
薬剤指導を行う薬剤師、運動療法を指導する理学療法士、合併症検査などを行う臨床検査技師がチームとして治療や教育を実践していきます。食事療法には体内時計ダイエット、時間栄養学などを取り入れています。
 糖尿病治療の成否の鍵を握るのは糖尿病患者さんの治療への意欲向上、モチベーションの維持、
治療の継続と考えています。当院では主にコーチングや行動科学の考え方を患者指導に取り入れています。

対象疾患と治療法
・糖尿病の診断治療全般
・T型・U型糖尿病に対するインスリン治療
・糖尿病の合併症の診断と治療
・糖尿病教育入院
・睡眠時無呼吸症候群
があります。




3.緩和ケア内科

 緩和ケアは手術療法、化学療法、放射線療法というがん治療の3本柱と同様に重要ながん治療の一つで、最近では心不全や呼吸不全などの非がん疾患に対しても必要性が高まっています。
 緩和ケアは、治療を終えてから実施するものではなく、がんと診断された時から実践するとともに、診断、治療、在宅医療など様々な場面で切れ目無く実施する必要があります。
 緩和医療とは、治療を目的とした医療ではなく、症状(特に悪性腫瘍:がんによる症状)を和らげることを目標とした医療を意味します。世界保健機構では、緩和医療について「病気のすべての過程で、患者と家族のQOL(生活の質)の改善を図る積極的な全人的ケア、包括的緩和である」と定義
しています。
 緩和ケア内科は、入院、外来はもとより地域の医療施設と連携して患者様の症状緩和及び全人的
ケアに努めてまいりたいと思っております。

1.苦痛のスクリーニンクの徹底
2.迅速な苦痛の緩和(医療用麻薬の処方等)
3.症状マネージメント・コンサルテーション
4.院内の緩和ケアに関する標準化をはかる
5.患者・家族へのケアとサポート
6.緩和ケアに関する教育と啓発

以上を緩和ケアとして行います。

   


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