内視鏡検査とは、カメラを内蔵した細いスコープを鼻や口、肛門から挿入し、食道や胃、十二指腸、大腸などを直接観察し、がんやポリープなどの病気を発見、治療することができる検査です。

　日本人は２人に１人ががんにかかるといわれています。がんは克服できる疾患になりつつありますがやはりがんで亡くなられるる方は多くいらっしゃいます。
　早期に発見できれば、治療できる可能性がぐんと高まります。内視鏡検査は、症状が出る前のがんなどを早期に発見することが可能なので、死亡リスクを下げられる非常に優れた検査方法です。

　当院では主に上部内視鏡検査（経鼻・経口胃カメラ）、下部内視鏡検査（大腸内視鏡検査）を行っています。
　以下、内視鏡検査で分かる病気や受けるメリット、受け方などを解説します。人生100年時代を豊かに生きるために、ぜひ内視鏡検査で自分の身体の状態をチェックしてみてください。

　一方で、内視鏡検査は体内にスコープを通すため、「痛い」や「苦しい」といったイメージを持ってしまい、なかなか気が向かない方も多いでしょう。
　当院では、患者様のご希望にあわせて鎮静下（麻酔下）で苦痛の少ない形で検査を受けていただくことも積極的に取り入れています。ご高齢のため鎮静できないと言われた方も、病院の利点を生かした形で対応させていただきます。是非ご相談ください。